小説「ふしだらな妄想」(16)告白 [小説]
美しい女性が食事をするときの顔は、なんともエロチックなものだ。何気ない世間話で気をまぎらわすが、知らず知らずのうちにレイコの口元に目がいっている。
物を噛むときの口の動きや、唇についたソースを舌でぺロッとなめる仕草、口に差し込まれるスプーンなんかをみていると、私のエッチな想像は頭の中と男性器の中でどんどんふくらんでいった。
・・・もう我慢の限界だ。・・・
食事が終わるや否や私はさっと席を立上り、会計を済ませた。
「さぁ、午後からは君の歓迎会だ。休憩室にシャンパンを冷やしてあるから、二人で乾杯しよう。」
私は彼女をせかすようにエレベーターに押し込むと事務所のある15階のボタンをおした。
「ご馳走さまでした。あの 私ちょっと化粧室に寄ってから事務所にもどります。」
「あ、そう。それじゃあ先にワインの用意をしてるから、戻ったら休憩室に来て。ドアを入った左側の一番奥の部屋だから・・・。」
エレベーターを出ると私は一人で事務所に帰り、休憩室の扉をあけた。ここはレイコとの情事を楽しむためにわざわざ作らせた部屋だ。ミニキッチンと冷蔵庫、小さなテーブルにベッドがある。簡易シャワーブースも備えてあって、隣の部屋との堺の壁は一面クローゼットになっている。ワンルームマンション程度の設備は整っている。
壁に窓はない。照明を消してしまえば、夜とおなじ・・・真っ暗になる。
ここで月曜から金曜の午後は、レイコと二人で過ごすのだ。まるで、ここが新婚家庭であるかのように・・・。
シャンパンのボトルと2つのグラスをテーブルに並べると、レイコが事務所の扉を開ける音がした。
・・・帰ってきた!・・・
私はすかさず休憩室のドアの影に隠れた。
レイコの靴音がこちらに近づく。
「すみません。お待たせしました!アレッ?」
レイコは休憩室に2、3歩踏み込むと私がいないのに気付き、立ち止まった。
私はソッと扉の影から出て、彼女の背中に忍び寄った・・・。
「レイコ・・・」
私は両腕で後ろから彼女を包み込むとそのままギュッと抱きしめて、自分の硬くなったものを彼女の腰の辺りに押し付けた。
レイコは一瞬ビクッと体を硬直させたが、すぐに事態を理解した。
「ああ、驚いた。・・・課長・・・いたずらはやめて下さい・・・子供じゃあるまいし・・・」
そうは言いながらも、彼女もその気になり始めている・・・。なぜなら前に回した私の腕を振り払おうともせず、むしろ、自分のお尻をゆっくりとくねらせながら、私の方に押し付けてきたのだ。
「ああ、子供じゃないよ。子供じゃないから我慢できないことがあるんだ・・・。はじめて君を見たときからずっとこうなりたいと思ってた・・・いいだろ?」
私は前に回した手で彼女の腰の辺りを撫で回しながら耳元でささやいた。みるみるうちに彼女の体から力が抜けていった。
レイコは私の腕の中でクルリと体を半回転させると、下から私を見上げて言った。
「いいんですか?昼間から仕事もせずにこんなことしてて・・・。」
「かまうもんか・・・私は必要な仕事は午前中で片付けてしまうのさ。午後からは自由だ。仕事の電話も午後にはかかってこないようにしてある。それでも会社は儲かりすぎるほどだ・・・。」
今度はレイコのやわらかいお尻をなで上げながら言った。
「こんなこと社長さんに知られたら困るんじゃありません?」
抱きしめたレイコの胸の感触が私の体に伝わってくる・・・。はちきれそうな私のモノを彼女のおへそあたりに擦り付ける・・・。
「社長?社長なんて全然関係ないよ。私がこの会社をつくるために名前をかりただけさ。自分は自分でやってる会社が他にあるからね。この会社は仕事も儲けもすべて私一人でやってるんだよ。社長は何もしなくても年間1000万の報酬だけが振り込まれるんだ。もし私をやめさせでもしたら、やつも大損だ。・・・レイコ君・・・君も私についてくる限り金には困らせないよ・・・。」
私は腰に回した手をだんだんと下にさげていった。
「・・・課長・・・ステキ・・・。」
レイコは潤んだ目つきで私を見上げながらささやいた。私は下げた手をそのままスカートの中へ滑り込まそうとした。レイコはその私の手首を軽くつかむと小声で
「ダメ・・・」といった。
「ここじゃダメ・・・あそこで・・・私を思いっきり気持ちよくシテ・・・」
私はレイコを抱きかかえたままベッドへ倒れこんで彼女に口づけをした・・・。ベッドの上で彼女のスカートはまくれ上がり下着があらわになった。 ・・・ついにやった!憧れのレイコが私のものになった!・・・
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by ルイヴィトン アウトレット (2013-06-29 04:49)