「ふしだらな妄想第二部」 2)帰郷 [小説]
美奈子が出て行ったホテルの部屋で課長は独りむなしさを感じていた。
・・・やっぱりレイコじゃなきゃダメだ・・・。
確かに最初は 有名人を抱いているという優越感で少しは興奮した。日本中の多くの男性が憧れる美人女子アナが私のペニスで秘部をかきまわされて快感にあえいでいることに・・・。
しかし、彼女が私の体の下で何度最高潮を迎えても、私はその悦びを共有できなかった。
あるのは優越感だけだった。
そして、自分が頂点に達し、放出したときの快感もレイコのときとは違っていた。
絶頂感はすぐに去り、あとにむなしさが残った。
最後には、しつこく私のペニスを求める美奈子を疎ましくさえ感じた。
・・・やっぱり私にとってレイコは特別なんだ。今になってこんな事に気付くなんて・・・
課長は、遊びとはいえ美人女子アナの美奈子を誘った事を後悔した。
・・・レイコ君、すまない・・・私が馬鹿だった。・・・
窓の外が明るくなってきた。課長は何気なくテレビのスイッチをいれた。・・・そこに美奈子が腫れぼったい目でうつっていた。
・・・別に君が悪いわけじゃない・・・レイコと私は特別なんだ・・・
課長はシャワーを浴びて服を着替えホテルを出て東京駅にむかった。
・・・さぁ帰るか。レイコ君のいるRコーポレーションに・・・
課長はRコーポレーションのドアを開けた。
「ただいま。いま帰ったよ。」
真剣な顔つきで自分のデスクでパソコンに向かい合っていたレイコが顔を上げた。レイコの顔がとたんに笑顔にかわった。
「あら、お帰りなさい課長。早かったんですね。まだお昼前ですよ。仕事は順調にいきました?」
その笑顔を見て課長は心から思った。
・・・やっぱり俺にはレイコが一番だ・・・
「・・ああ、君に一秒でも早く会いたくて新幹線の運転士にたのんでスピードをあげさせたんだ。」
「アハッ!タクシーじゃあるまいし・・。ま、とにかくお茶でも入れますね。」
「いや、いいんだ。それより・・・」
課長は立ち上がろうとしたレイコをギュッと抱きしめた。
「・・・どうしたんですか課長?東京で何かあったんですか?・・・ああーッ、もしかしてキャバクラのオネエさんにふられたとか・・・。」
「・・・・」
「・・・まさか・・・浮気してきたとか・・・」
(ギクッ!・・・す・・鋭い!)
「何ですか?このワイシャツの口紅は?」
「ええ!・・・どこ?」
「嘘ですよ。何慌ててるんですか。・・・それより私、課長に報告がありまーす。」
「報告?何だねそれは。」
「へへっ・・・ジャーン!見てください!私ついにダブルクリックができるようになりましたーっ!」
「ほー、それはすごい!・・・って、すごいのかな?」
レイコは得意げにマウスをダブルクリックしてパソコンのファイルを開いてみせた。
「・・・これも課長の特訓のおかげです。」
「いやいや、君の努力の賜物だよ。・・・タマモノといえば・・・私のココをつかったクリックの練習はもう・・・」
課長は自分の股間を指差した。
「卒業ですね。・・・でも・・卒業してもたまには帰ってきますよ。」
レイコはやさしく課長の股間をなであげた。
「・・・ああ、そうしてくれたまえ。仰げば尊しわが師の恩ってやつだ・・・。それじゃあ午後から休憩室で謝恩会でもやるか。」
「ハイ!たぁぁぁっぷりお礼をします。」
ああ、やっぱり私にはレイコだ。
・・・やっぱりレイコじゃなきゃダメだ・・・。
確かに最初は 有名人を抱いているという優越感で少しは興奮した。日本中の多くの男性が憧れる美人女子アナが私のペニスで秘部をかきまわされて快感にあえいでいることに・・・。
しかし、彼女が私の体の下で何度最高潮を迎えても、私はその悦びを共有できなかった。
あるのは優越感だけだった。
そして、自分が頂点に達し、放出したときの快感もレイコのときとは違っていた。
絶頂感はすぐに去り、あとにむなしさが残った。
最後には、しつこく私のペニスを求める美奈子を疎ましくさえ感じた。
・・・やっぱり私にとってレイコは特別なんだ。今になってこんな事に気付くなんて・・・
課長は、遊びとはいえ美人女子アナの美奈子を誘った事を後悔した。
・・・レイコ君、すまない・・・私が馬鹿だった。・・・
窓の外が明るくなってきた。課長は何気なくテレビのスイッチをいれた。・・・そこに美奈子が腫れぼったい目でうつっていた。
・・・別に君が悪いわけじゃない・・・レイコと私は特別なんだ・・・
課長はシャワーを浴びて服を着替えホテルを出て東京駅にむかった。
・・・さぁ帰るか。レイコ君のいるRコーポレーションに・・・
課長はRコーポレーションのドアを開けた。
「ただいま。いま帰ったよ。」
真剣な顔つきで自分のデスクでパソコンに向かい合っていたレイコが顔を上げた。レイコの顔がとたんに笑顔にかわった。
「あら、お帰りなさい課長。早かったんですね。まだお昼前ですよ。仕事は順調にいきました?」
その笑顔を見て課長は心から思った。
・・・やっぱり俺にはレイコが一番だ・・・
「・・ああ、君に一秒でも早く会いたくて新幹線の運転士にたのんでスピードをあげさせたんだ。」
「アハッ!タクシーじゃあるまいし・・。ま、とにかくお茶でも入れますね。」
「いや、いいんだ。それより・・・」
課長は立ち上がろうとしたレイコをギュッと抱きしめた。
「・・・どうしたんですか課長?東京で何かあったんですか?・・・ああーッ、もしかしてキャバクラのオネエさんにふられたとか・・・。」
「・・・・」
「・・・まさか・・・浮気してきたとか・・・」
(ギクッ!・・・す・・鋭い!)
「何ですか?このワイシャツの口紅は?」
「ええ!・・・どこ?」
「嘘ですよ。何慌ててるんですか。・・・それより私、課長に報告がありまーす。」
「報告?何だねそれは。」
「へへっ・・・ジャーン!見てください!私ついにダブルクリックができるようになりましたーっ!」
「ほー、それはすごい!・・・って、すごいのかな?」
レイコは得意げにマウスをダブルクリックしてパソコンのファイルを開いてみせた。
「・・・これも課長の特訓のおかげです。」
「いやいや、君の努力の賜物だよ。・・・タマモノといえば・・・私のココをつかったクリックの練習はもう・・・」
課長は自分の股間を指差した。
「卒業ですね。・・・でも・・卒業してもたまには帰ってきますよ。」
レイコはやさしく課長の股間をなであげた。
「・・・ああ、そうしてくれたまえ。仰げば尊しわが師の恩ってやつだ・・・。それじゃあ午後から休憩室で謝恩会でもやるか。」
「ハイ!たぁぁぁっぷりお礼をします。」
ああ、やっぱり私にはレイコだ。
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